年金2,000万円問題を考える

年金で足りないと言われている2,000万円分をどのように貯めるべきかを考えるサイトです。

転職で2,000万円をつくる

転職は一番の資産形成方法か?

老後資金2,000万を貯めるために取り得るアクションは色々ありますが、その中でも、適切なタイミングで適切な企業に転職することは将来の資産形成の近道になるのではないでしょうか。

 サラリーマンの平均年収は、

【432万円】と言われています。

国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査」より 

これを基にした生涯賃金は【1億6,416万円】になりますが、もし30歳時点で年収を600万円にすることができれば、生涯賃金は【2億1,456万円】になり、先ほどの生涯賃金との差は【5,040万円】になります。

生涯賃金は大卒〜定年まで働いた分で想定

このように、年収が変わるだけで定年後に残るお金が大きく変わってきます。

転職のタイミングはいつか?

そもそもいつ転職をすればいいのか、このまま勤め続けることはだめなのか、疑問は多くあると思います。

転職するべきなのか、このまま現職に留まるべきなのかを判断するためには、市場の相場と自分が現在置かれているポジションを比較することが大切です。

例えば30歳の平均年収が400万だったとして、自分の年収が30歳で250万だった場合、何かミスマッチが発生している可能性があります。

年収はどうやって決まるのか?

年収は年齢やスキルで決まると思われがちです。これは半分正解ですが、実は他にも大きな要因があります。それは【どこの業界で働いているか】です。

会社は、売上-費用=利益を如何に最大化するか、ということが存在意義です。(もちろん社会への貢献も重要だと思います)

利益を最大化するためには、売上を大きく上げて、費用を少なくするという極めてシンプルなことが大事ですが、これには業界構造が大きく作用します。

例えば、PCやテレビなどの電化製品は売上も大きいですが、部品代も掛かりますし、組み立ての人件費も掛かるため費用も大きく、利益が圧迫される構造になっています。

反対に、インターネット、コンサル業界などは費用の多くが人件費で、その他の固定費はあまり掛かりません。(オフィス代などは掛かりますが)製造業などと比較すると利益が残りやすい構造になっています。

 費用は商品を生み出す(または広める)、つまり売上を発生させる元となるところに掛かります。人件費がほとんどという会社は、【売上を発生させる源泉は人】ということになります。

構造上、利益が残りやすい業界は人にお金を払えますし、より大きな売上を上げるために人に投資をします。

つまり、年収を上げるためにはそういった業界に転職することが近道となります。

転職するなら転職サイトを使おう

さて、転職すると一口に言っても、意外とステップが多く時間がかかります。 

転職するためのステップは大きく分けて、

(1)応募する企業を選定→(2)履歴書と職務経歴書を作成→(3)応募→(4)選考→(5)内定→(6)条件交渉→(7)内定受諾→(8)退職交渉→(9)入社

となります。スムーズに進んだとしても2~3ヶ月は掛かりますし、半年以上掛かるケースも珍しくありません。 

これを一人でこなすのは、特に働きながらでは肉体的も精神的にも中々大変なものがあります。そこで出てくるのが、転職サイト(エージェント)の活用です。

では、実際にどこのサイトに登録すればいいのか?ですが、

どういった業界に興味があるか、大企業かベンチャー企業かなど、切り口によって使い分けるのが良いでしょう。 

【大手総合サイト】

多種多様な求人情報が掲載されているポータルサイトです。

基本的には、自分で興味がある企業・求人を探して応募する形になります。

一つのサイトを見れば全てカバーできるわけではないため、いくつか閲覧してみて、自分の希望に合う求人が多いサイトに登録していくのが良いでしょう。

リクナビNEXT(リクリートキャリア)

言わずと知れた、転職サイト最大手(2019年7月現在)です。

業種も案件数も豊富にありますので、とりあえず初めの一歩として登録するのがオススメです。

マイナビ転職(マイナビ

公的機関や大学など教育機関の求人に強みがあります。

そういった業種では、マイナビ転職にしか出ていない求人がありますので、興味が合う方は登録した方が良いでしょう。

doda(パーソル)

最近は深田恭子さん演じるデューダ子のCMでも話題のdodaです。

リクナビNEXTマイナビと並んで転職サイト三強と言われており、

dodAだけが保有する非公開求人の多さが特徴です。

▼エン・ジャパン(エンジャパン)

利用者満足度No.1のCMでお馴染みのエン・ジャパン。

量よりも質で勝負しており、個々の出展企業へのインタビューが充実している印象があります。

 【ヘッドハンティングサイト(高年収)】

近年目にする機会が増えたのがハイスペック人材への高年収求人の紹介を売りにしたヘッドハンティングサイトです。職務経歴書や希望条件を登録しておくと、ヘッドハンター(エージェント)または企業の人事からダイレクトメッセージがきます。

自分では思ってもいなかった求人とマッチングする可能性もあります。

ビズリーチビズリーチ

ヘッドハンティングサイトの先駆けです。

ベンチャー企業だけではなく、大企業からの求人も増えています。

大企業で経験を積んだ方には、ベンチャー企業からいきなり役員や部長クラスでの声が掛かった事例もあります。

▼キャリアカーバー(リクルート

リクナビNEXTリクルートが満を辞してリリースしたハイクラス向け転職サイトです。リクナビNEXTで培った営業力で、ハイクラス向けでも充実した案件数を誇っています。

▼AMBI(エンジャパン)

若手ハイクラス人材に特化した転職サイトです。特に若手ハイクラス人材と相性が良いインターネット系や外資系企業の求人が充実しています。ターゲット層と同世代の転職成功者のインタビュー記事も充実しており、20代の方は登録しておいて損はないでしょう。

このように、転職はステップも選択肢も多く、一筋縄ではいかないかもしれませんが、生涯年収を増やすために、検討する価値は非常に高いと言えます。

 

以上、転職で2,000万円を作る、について考えてみました。 

つみたてNISAで2,000万円をつくる

定年までに2,000万円貯めろと言われても、どうすればいいか分からない 

2019年の6月に金融庁が発表した、「老後資金として、年金とは別に夫婦で2,000万円が必要」という報告書が世間を騒がせています。この報告書には、

  • 年金だけでは老後の資金をまかなうことができない

  • 夫婦が30年間安心して暮らすと想定すると、約2,000万円の金融資産が必要

といった内容が書かれています。

※原文である金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書、「高齢社会における資産形成・管理」はこちらで読むことができます。

さて、2,000万円は大金です。みなさんは、コツコツ貯金できていますか?
具体的にどのように準備すればいいか
イメージできない方も大勢いるのではないでしょうか。

このシリーズでは、老後までに2,000万円の資産をつくる方法について解説します。

今回は「つみたてNISA」という制度に焦点を当てて、具体的に何をすれば良いかを紹介しましょう。

つみたてNISAとは

そもそもNISA(ニーサ)というのは、「少額投資非課税制度(しょうがくとうしひかぜいせいど)」と呼ばれる仕組みで、その名の通り「税制上の優遇措置を受けられる」制度のことを指します。

通常、株式や投資信託の投資で利益を得ると、税制上約20%の税金がかかります。これを非課税(≠ゼロ%)に優遇する、という制度です。

例えば、株式投資で10万円の利益が出た場合を考えます。
この時、通常であれば20%(およそ2万円)の税金を支払う必要があり、実際手元に残るのは8万円程度です。NISAを活用すれば、この税金をゼロにすることができます

一方、「少額」という名の通り、優遇される投資金額には上限が定められています。
今回紹介する「つみたてNISA」の場合、投資金額の上限は「年間40万円」まで、「非課税期間は20年間」と定められています。

「年間40万円以下の投資を、最大20年間」というのが、投資総額の上限です。

制限があるとはいえ、この「税金ゼロ」という優遇措置はとても大きいものです。
初めて投資を行う人には、まずNISAの口座を開くことをお勧めします。

いくら積み立てるか

それでは、具体的な試算をしてみましょう。まずは「毎月の投資額」からです。

日本人の平均年収は約420万円と言われています。
1年の手取りは独身の方の場合で約335万円。月収で約27.9万円です。ここでは収入の10%を毎月積み立て、毎月2.79万円を投資に回すことにします。

どのくらいの期間積み立てるか

「つみたてNISA」の税制優遇を受けられるのは、最大20年間です。
投資は積み立て期間が長いほどリターンも期待できるため、
制度の上限ギリギリまで20年間、積み立て投資をすることにします。

目標金額(2,000万円)を作るために必要な利回り 

「毎月2,79万円」を「20年間」積み立てた場合、
2,000万円をつくるためには「9.56%」の利回りで運用する必要があります。

 

f:id:Bururin:20190628204455p:plain

金融庁提供:資産運用シミュレーション

金融庁が提供している「資産運用シミュレーション」を使うと、簡単に計算することができます。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

目標金額(2,000万円)を達成するための金融商品 

「毎月2,79万円」を「20年間」積み立てた場合、
2,000万円をつくるためには「9.56%」の利回りで運用する必要があります。

さて、この利回りは現実的なのでしょうか?

 

というところで、つみたてNISAで2,000万円をつくる、第一回目でした。次回は具体的な商品についても考えていきます。

本サイトについて | プライバシーポリシー | お問い合わせ

©️Copyrights 2019 年金2,000万円問題を考える All Rights Reserved.